修善寺温泉
( 分類:観光名所・温泉 )
- ◇ 訪問日 ◇
- 2019年03月21日
- ◇ 住 所 ◇
- 静岡県伊豆市修善寺925
東名沼津IC・新東名長泉沼津ICから国道1号線経由、国道136号線で下田方面へ約50分
最寄り駅は、伊豆箱根鉄道駿豆線「修善寺」駅。そこからバス『修善寺温泉行き』で約8分、終点修善寺温泉駅下車。 - ◇ 駐車場 ◇
- 有り(有料)1時間 100円~520円 計6ヶ所有り
バス専用駐車場在り 1000円/24h ※伊豆市観光協会 公式HPにて駐車場のPDFダウンロード可能 - ◇ 備 考 ◇
- 伊豆最古と言われる「独鈷の湯」が有名な温泉地。修善寺温泉発祥の元となったこの「独鈷の湯」は、今でこそ足湯となっているが、昔は普通に入浴していたと言う。
普通車用の駐車場。
他にも何ヶ所か駐車場があるが、30分50円というのはなかなか良心的な金額ではないだろうか。1日ゆっくりと観光する予定であるならば、1日400円の駐車場があるので、そちらに止めたほうが少しお得である。
この駐車場前の通りを奥に進んだ右側に大きな駐車場があるのだが、そちらはバス専用駐車場になっている。休日ともなれば、きっと観光バスが沢山訪れるのだろう。
以前までは普通車も止められる駐車場だったと思われるが、いまではバス専用になっている。平日ガラガラでも普通車は止められません。
バス専用駐車場のすぐ隣、川沿いにある赤蛙公園。
小さな公園ではあるが、小さな小川は蛍の生息地になっているので、その時季になれば蛍が夜中に飛来するのだろう。
赤蛙公園から道路を挟んで向かい側に遊歩道が有る。遊歩道を歩いて行くとその先には赤い橋(楓橋)がある。写真は無いがその道中にはギャラリーしゅうぜんじ回廊というのも有る(この時は早い時間に訪れたので中には入れなかった)。
楓橋を渡ると日本庭園のような竹林の小径に出る。
このような竹林の小径を歩くと、京都を代表する嵐山の竹林の道や、鎌倉を思い出す。
暑い時期ともなれば、静けさを打ち消すかのように、ヒグラシの鳴く声がそこら中から聞こえてきそうだ。
竹林を通り抜けてまた赤い橋(桂橋)を渡って行き少し歩くと、「河原湯」と看板が掛かっている足湯が有る。早い時間だからか利用者がまだ誰もいなかった。
河原湯のすぐそばに、修善寺温泉を代表する独鈷の湯がある。
ガイドブックによれば、807年に弘法大師が桂川の河原で独鈷という仏具により湧出させたと言われる伊豆最古の温泉だという。
今でこそ足湯となっているが、昔は普通に24時間無料で入浴が出来たらしい。だが時代の波が押し寄せて、今では入浴禁止となっている。確かにこんだけ開放的な場所でかつ観光客が大勢訪れるこの場所で、裸になって入浴するにはかなり勇気がいる。
川のど真ん中にある独鈷の湯。話によれば台風が来るたびに幾度となく流されてしまい、そのたびに復旧してきて今に至るという。余談だが、実は独鈷の湯は昔もっと上流側にあったらしい、だが川中に突き出たその形状のために、豪雨の際に流れが阻害され、氾濫を引き起こす原因となりかねないとして、県の計画により、2009年4月に19m下流の川幅の広い位置、つまり今の位置に移動したとの事である(Wikipediaより抜粋)
独鈷の湯からすぐ横の橋を渡ったところに独鈷の湯公園があるが、ここの川沿いにはテーブル付きの足湯が設置されている(およそ10人分のスペース)。独鈷の湯が混んでいる時はこっちの足湯に入り、独鈷の湯を見ながら入った気分に?。この日は雨上がりで天気が悪い日でしたが朝から掃除をしてくださっている方がいました。感謝、感謝。
独鈷の湯公園を背にして道を川沿いに歩いて行くと、共同浴場「筥湯(はこゆ)」がある。
かつて修善寺川沿いにあった七つの外湯のひとつで、外湯巡りを復活させるために再建されたものだという。
写真では分かり辛いが、入口の左上に営業時間と料金が書かれていた。
小学生以上は一人350円となっていたが、湯仲間は150円(旅館組合加盟の旅館宿泊者は、その旅館で割引入浴券を買える)となっていた。