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土肥金山

( 分類:史跡 )


◇ 訪問日 ◇
2019年03月21日
◇ 住 所 ◇
静岡県伊豆市土肥2726
TEL.0558-98-0800
東名沼津IC・新東名長泉沼津ICから国道1号線を経由して、国道136号線で土肥へ およそ57km(1時間半ほど)
◇ 駐車場 ◇
有り (無料)
◇ 備 考 ◇
営業時間 9:00~17:00
入場受付 9:00~16:30 砂金採り体験受付 9:00~16:20
伊豆市指定史跡の土肥金山。その規模は佐渡金山に次ぐ生産量を誇った伊豆最大の金山とのことである。また施設内の黄金館には、ギネスにも認定された世界一を誇る250kgの巨大金塊が展示されている。

土肥金山1

土肥金山の駐車場。
国道136号線から入場。この日は天気が悪く少し雨が降っていましたが来場客は多く、建物に近い方の駐車場はいっぱいでした。

建屋の前に案内図。大きく分けてAからCの3つのコースが有る。
Aコース:観光坑道と黄金館の見学
Bコース:砂金館にて砂金取り体験
Cコース:Aコース+Bコース
(※2019年10月1日から料金が値上がりする)

土肥金山4

入場受付は建物の右側。
Aコースの観光坑道と黄金館の見学は、そこから正面に見える門が入口となる。

土肥金山5 土肥金山6

門をくぐると中は庭園になっていた。入ってすぐの所には金山のシンボルとも言える金鉱石が飾られていた。素人目にはただの岩にしか見えないのだが、この岩一つでいったいどれだけの金が採れるのだろうか。

土肥金山7

園内には少し大きい池があり、その池の真ん中には金色の像が飾られている。そして池の中には金色(にも見える)の鯉が泳いでいた。

土肥金山8

池を通り過ぎた所に観光坑道の入口が有る。
観光坑道は、総延長100km以上もある坑道の一部、長さ350mに当時の作業風景を模写した電動人形を設置して再現している。

土肥金山9

坑道の入口から入ってすぐの所。
中は坑道っぽくはなっているが、道はコンクリートで整備され歩き易くなっている。

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中は、いたる所で当時の作業風景を模写した電動人形が設置されており、坑道内でどのような作業が行われていたかを紹介している。手作業がほとんどの中、当時の技術力を駆使して作業が行われていたことが良くわかる。

土肥金山14

坑道の出口付近の所にも人形が設置されており、当時の作業風景が模写されている。伐採した木を運んできて坑道が崩れないように補強を施している風景だ。

土肥金山15 土肥金山16

観光坑道の次に黄金館(資料館)に入る。
ここには土肥金山の目玉となるギネスブックに認定された世界一の巨大金塊が展示されている。その重さは250kg、価格にして12億を超える代物だ。これが本物だと言うことは厳重なセキュリティーが証明している。ちなみに誰でも自由に金塊に触れられるように、ケースの横に穴が明けられている。

土肥金山17

黄金館(資料館)の出口はフォトスポットエリアになっている。
今やどこの観光地にも置いてある、顔出しパネルがここに設置されている。後ろの山の方には、鉱山最盛期に建てられていた施設の跡が一部残っており、ここで当時の様子を写真で紹介していた。

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砂金館の入口。
この建屋の中で砂金取り体験が出来る。この日も砂金取りに夢中になっている家族が何組かいた。採った砂金は、小瓶に入れてお土産にするか、もしくはキーホルダーなどのグッズに作る事が出来るとの事だ。30分間で30個以上の砂金の粒が採れれば「砂金取り名人」の称号も貰えるらしい!


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