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熊野本宮大社

( 分類:神社 )


◇ 訪問日 ◇
2021年05月03日
◇ 住 所 ◇
和歌山県田辺市本宮町本宮1110
熊野大泊IC(熊野尾鷲道路)から国道42号線を経由して国道311号線を通り、途中国道169号線、国道168号線に接続する、総距離およそ49.5km。
◇ 駐車場 ◇
有り 普通車およそ500台(無料)
(川原駐車場)
◇ 備 考 ◇
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の1つで、 熊野三山の一社。
(熊野三山:熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の3社と那智山青岸渡寺の1寺)
[参拝時間]8:00~17:00

熊野本宮大社1

熊野本宮大社の周辺には、いくつか駐車場が設けられていますが、一番分かり易い駐車場は川原の駐車場です。
川原の駐車場は国道168号線を走って行くと大きな案内標識が出ています。

熊野本宮大社2 熊野本宮大社3

案内標識の所で曲がって行くと、そのまま川原の方へ誘導され広々とした駐車場が見えて来ます。

熊野本宮大社4

他にも瑞鳳殿の隣にも小さな駐車場が設けられていますが、こちらは混雑時等は出入りが難しいようなので御注意。

熊野本宮大社の案内図がこちら
(写真をクリックすると拡大します)

熊野本宮大社6

熊野本宮大社には参拝順路があり、まずは熊野本宮大社の大鳥居をくぐり本殿を目指します。
その後、産田社→大斎原と参拝するのが正式なルートだそうです。

熊野本宮大社7 熊野本宮大社8

大鳥居をくぐると両脇には「熊野大権現」と書かれたの奉納幟が立ち並び、その先に158段の石段がある。

熊野本宮大社9

石段の途中で左側に祓戸大神が祀られているので、参拝者はまずここにお参りしてから本殿に進みます。

熊野本宮大社10 熊野本宮大社11

石段を上がって行くと右手に手水舎、そして更に石段を上がって行くと正面奥に本殿の入口となる神門が見えて来ます。

熊野本宮大社12

こちらが神門。
この中は神域となるため写真撮影が禁止されています。

熊野本宮大社13

本殿の中には4つの社殿があり、参拝の順番が決まっています。
①第三殿 → ②第二殿 → ③第一殿 → ④第四殿 → ⑤結びの神・祓いの神という順番でお参りします。

熊野本宮大社14 熊野本宮大社15

本殿を出て右手に進むと拝殿(黎明殿)があります。
※コロナ時期に訪れたので狛犬までマスクを着用しています。

熊野本宮大社16

社務所の前にある八咫烏ポスト
社務所で、葉書として投函できる八咫烏ポスト絵馬が販売されているそうです。

熊野本宮大社17 熊野本宮大社18

熊野本宮大社の次は、産田社へ参拝します。
産田社へは大鳥居から国道を渡り、路地を通っておよそ200mの場所。

熊野本宮大社19 熊野本宮大社20

産田社は、イザナミノミコトの荒御魂がお祀りされている社。
小さな神社ですが、新しいものを生み出す力を授かれるかも知れません。

熊野本宮大社21

産田社の正面には水田が広がり、水田の向こうに巨大な大鳥居が見えます。
その大鳥居がある場所が次に参拝する大斎原です。

熊野本宮大社22

大鳥居に向かって真っすぐに伸びる参道は、両脇が田んぼになっていて、まるで田んぼ道を歩いている様にも感じられる。

熊野本宮大社23

日本最大と言われる大鳥居は、高さ約34m、幅約42mあり、近づくほどにその大きさに圧倒されてしまいます。

熊野本宮大社24

ここ大斎原(おおゆのはら)に元々は熊野本宮大社が鎮座していたそうですが、1889年(明治22年)熊野川の大洪水によって建造物のほとんどが倒壊してしまい、かろうじて残った上四社を今の場所に移したそうです。

熊野本宮大社25 熊野本宮大社26

世界遺産を記した石碑とその横に手水舎。

熊野本宮大社27 熊野本宮大社28

両側に木々が立ち並ぶ参道を歩いて行くと、少し開けた広場に出ます。
この場所にかつて十二柱の神々を祀る社殿が横一列に並んでいたようです。

熊野本宮大社29 熊野本宮大社30

広場の中心に鎮座する2つの石祠
大洪水によって流されてしまった中四社、下四社と摂末社の御神霊をここに祀っています。

熊野本宮大社31

日本一を誇る大鳥居が熊野本宮大社から少し離れたこの場所になぜあるのか。
その歴史の一端を知る事が出来る場所でした。


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