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会津 鶴ヶ城(若松城)

( 分類:史跡・城 )


◇ 訪問日 ◇
2020年11月22日
◇ 住 所 ◇
福島県会津若松市追手町1-1
会津若松IC(磐越道)から国道49号線を経由して国道118号線を通り、総距離およそ6.1km。
◇ 駐車場 ◇
有り(有料)2時間 300円、以降1時間毎+100円
西出丸駐車場 :普通車 200台
東口観光駐車場:普通車 129台
南口観光駐車場:普通車 35台
◇ 備 考 ◇
鶴ヶ城天守閣(郷土博物館)
[開館時間]
 8:30~17:00(最終入場16:30まで)
[入館料]
 大人 410円、子供 150円
 (茶室麟閣との共通券:大人 520円)

(写真をクリックすると拡大します)
会津のシンボル「史跡 鶴ヶ城」の案内図
城の周辺3ヶ所を含め、いくつもの駐車場が設けられています。

鶴ヶ城2

数ある駐車場の内の1つ東口駐車場です。
西出丸駐車場より収容台数が少ないですが、通り沿いにあるので出入りがしやすいです。

鶴ヶ城3 鶴ヶ城4

東口駐車場から道路を挟んだ所に鶴ヶ城の入口があります。
石垣の間を抜けて二ノ丸跡を経由して行くルートで、天守まではおよそ400mほどの距離になります。

鶴ヶ城5 鶴ヶ城6

石垣を抜けると正面に堀が有り、左前方に朱色の橋が見えて来ます。
城の正面口となる橋で「廊下橋」と呼ばれている橋です。
その名称から昔は屋根のあった立派な橋だったのではと言われているそうです。

鶴ヶ城7

廊下橋を渡り石垣沿いに歩いて行くと、石垣が途切れた所で赤い屋根瓦が特徴の鶴ヶ城が姿を見せます。

鶴ヶ城8

本丸跡をぐるっと回り別の角度から眺めた鶴ヶ城
左側正面に見える門は帯廊から本丸に通じる表門で、扉や柱が鉄で覆われている事から鉄門とも呼ばれるそうです。

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表門をくぐり抜け帯廊側から眺めた鶴ヶ城
天守を支える石垣は、自然石を加工せずにそのまま積み上げる「野面積み」と呼ばれる技法で造られているそうです。

鶴ヶ城10 鶴ヶ城11

本丸側から天守の中へ入る事が出来ますが、天守の中は5層の博物館になっていて写真撮影も一部制限されています。
最上階の5層目が展望台になっていて360度眺める事が出来ます。
(写真は展望台から眺めた本丸御殿跡)

当時の本丸御殿の様子を記した地図
(写真をクリックすると拡大します)

鶴ヶ城13

天守の見学を終え出口に向かうと、天守から延びる走り長屋の部分が売店になっていて、この売店を通って外に出られます。
尚、天守に入らなくても直接売店に入る事も出来ます。

鶴ヶ城14

さらに売店の奥側には、走り長屋から続いている南走長屋と干飯櫓が復元されていて、こちらは無料で中を見学する事が出来ます。

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南走長屋の入口部分には大河ドラマ「八重の桜」で綾瀬はるかさん等が着ていた着物が展示され、廊下部分には武器庫だった様子が再現されています。

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南走長屋を歩いて行った突き当り部分には、鉄砲狭間から狙い撃ちする鉄砲隊の姿を再現

鶴ヶ城19 鶴ヶ城20

階段を上がり一段高い部屋へ入ると干飯櫓
2階へは上がれませんでしたが、部屋の片隅に”石落とし”の様子を再現していた

鶴ヶ城21

場所は変わって、ここは本丸御殿の片隅に復元された茶室麟閣
入園料が210円になりますが、天守閣共通券で入園する事も出来ます。

茶室「麟閣」の園路図です
園内には麟閣の他、寄付と呼ばれる建物や腰掛待合といった建物等を含め、庭園が復元されています。

鶴ヶ城23

入園してすぐ右手に建っている小さな小屋が寄付と呼ばれる建物
茶席の客人が身支度を整える所になるそうです。

鶴ヶ城24

少し歩いて次に見えて来る小屋が腰掛待合と呼ばれる建物
客人は、お茶席に呼ばれるまでこの場所で待つそうです。

鶴ヶ城25 鶴ヶ城26

そして通路の先に見える立派な建物が復元された茶室「麟閣」です。
「麟閣」は特別な客を招き入れるときに使われたと言われる茶室で、福島県指定の重要文化財になっています。

鶴ヶ城27 鶴ヶ城28

そして麟閣では、別料金ですが庭園を眺めながら抹茶をたしなむ事も出来ます。
料金は一服 600円。
鶴ヶ城を見学した後の休憩にいかがでしょうか。


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